キャリアストーリー
インタビュー

Kさん

― 受付スタッフからカウンセラーになるにあたって大変だったことを教えてください。

学生時代にアルバイトで電話対応をした経験がありましたが、患者さまに寄り添った電話対応は初めてだったため、最初はうまくできず苦戦しました。

特に私は同調・共感することが苦手で、うまく話すにはどうすればよいか、意識すべき点などを中心にトレーナーに指導いただき、ロープレを重ねました。

乗り越えられたのは、私が合格できるように全力でサポートしてくれた多くの先輩方のおかげです。

― テストに合格したときはどんなお気持ちでしたか?

素直に嬉しかったです。私自身アシスタントテストを1回で合格することができなかった経験からカウンセラーテストも1回で合格出来るのか、とても不安な気持ちでした。

正直、日々のロープレの中で先輩方にお褒めの言葉をいただいても不安が大きかったです。

そのような経験もあり、テスト受かったときは支えてくれた先輩方に恩返しをしたいという気持ちで身が引き締まりました。

今は対応している中で、患者さまから「あなたに対応してもらえて良かった」とのお言葉をいただけたときにやりがいを感じています。

患者さまの中には悩みを誰にも相談できずに来院される方もいらっしゃり、私の対応で心を開いてくださったことが分かる瞬間がとても嬉しいです。

― 聖心で働く中で、カウンセラーのほかにどのような経験をしましたか?

聖心美容クリニックの新卒入職者は多くの経験が出来ます。

今は、2023年卒の新入社員のトレーナーを行っています。トレーナーとして、今度は私自身が先輩から教えていただいた内容をしっかりと後輩に伝えていけるよう努めています。6月に後輩のカウンセラーテストを控えているため、合格に向けて日々ロープレしている最中です。私自身も教え方を工夫しつつ、後輩をカウンセラーに導くことが今の目標です。

トレーナーとなった今でも、私自身が未経験なこと、知識が足りないことなどがあると、周りの先輩方が必ず手助けてしてくれることに感謝し、さらに成長していきたいと思います。

また、上海院オープンの応援など、日常の診療業務以外にもどんどんチャレンジでき、その経験が次の役割への意欲にもつながっていると感じます。新しい役割として声をかけていただけるということは、私にまだまだ成長の余地があるということ。経験に裏づけられた自信を身につけ、ステップアップしていけたらと思っています。

Sさん

―受付スタッフからカウンセラーになるまでの道のりを教えてください。

受付カウンセラーになるには、電話対応テストに合格しなければなりません。

電話対応はクリニックの最初の窓口として、お顔の見えない患者さまからの問い合わせに的確に答える知識力・対応力、信頼を獲得していくスキルが必要です。

このテストに向けて、受付スタッフ業務をしながら施術内容やリスクについての知識を身につけ、練習としてロールプレイングを重ね、先輩方に過去の事例を教えていただくなどの努力をしました。

―テストに合格したときはどんなお気持ちでしたか?

受付カウンセラーへステージアップできたときは達成感でいっぱいでした。

これから多く患者さまと直接向き合い、関係を築いていくことができること、深い関わりが持てることに喜びを感じました。

今では、電話対応時の「あなたに会えるのを楽しみにしています」とのお言葉や来院を重ね少しずつ心を開いてくださることに、この仕事を選んでよかった、と大きなやりがいを感じます。患者さまの笑顔のために私には何ができるのだろう、もっと協力できることがあるはず、と思いながら、今後もカウンセラーとしての技術を磨いていきたいです。

―聖心で働く中で、カウンセラーのほかにどのような経験をしましたか?

最近ではGenki group全体の入社式にて司会を務めました。

大きな場面を任せていただいたことで、自信にも繋がりましたし、状況をみて判断をしなければならない場面が多く臨機応変な行動を学ぶことができました。

聖心としての取り組みだと、新卒集合研修やアシスタントテストにて、私たちが受けてきた研修やテストを進行する立場となり、スケジュール管理や指導のボリューム、テストの基準など多角的な視点で育成について学びました。何をゴールとするか、聖心のスタッフとしてどのようなことができていて欲しいか、を今まで聖心を築き上げてくださった先輩の想いや私たちがやってきたことを照らし合わせることで「聖心の想い」を改めて考えるきっかけとなりました。

その他にも、eラーニングの制作プロジェクトにも参画しています。

聖心の教育の基礎となる部分の教材制作となるため、何が正しい知識なのかを振り返ることができました。

他の業務や診療もあるなかでのタスク管理は想像以上に難しいものでしたが、プロジェクトメンバーや院内スタッフへの進捗共有により、皆さまのお力を借りながらタスクをこなす事ができました。

教材作成による基礎知識の再学習はもちろんですが、このプロジェクトを通し、他院の方との関わりや先輩スタッフの仕事の進め方、資料の作り方を学びました。

また、上海院がリニューアルオープンすることになり、ヘルプとして現地にも足を運びました。

上海院ヘルプは、他院を知るきっかけ、またオペレーション改善のための見るべきポイントなどを学びました。

言葉や文化の壁が違いあるにせよ、スタッフの特徴を捉えた育成や改善策を考え、伝える経験ができ、今後自院スタッフとの関わりにも活かせるものとなりました。

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